L'Enfance des Ruines:パスカル・ラバテの最新作
パスカル・ラバテの新作グラフィックノベル『L'Enfance des Ruines』は、ワイマール共和国が崩壊する1930年代ベルリンの緊迫した空気を捉えている。物語は、政治的激動と歴史的悲劇の瀬戸際に立つ都市を歩むフォルカー・クンツの姿を描く。

ナチズムの台頭を背景に、快楽主義と破滅の予感が漂う中で、ダンサーや哲学者など様々な人々の生活が描かれる。ラバテは、独自の芸術スタイルと緻密な背景描写を通じて、この時代の曖昧さと残酷さを巧みに表現した。全176ページの本書は、1945年の壊滅に至るまでの社会変容を痛烈に描き出している。出版はRue de Sèvresが担当。



